ありのブログ

多額の借金を背負ってしまった生活ブログです。

自己紹介(30代)人生第二のドタバタ!

自己紹介パート2

さてさて、30代、40代をどう過ごして来て借金が現在1億円あるか自己紹介の続きをさせていただきます。

 

前回にお話しさせていただいた通り、飲食店の会社の売却により退職し、以前の会社の先輩の紹介で文具や事務機器を販売している会社に入社しました。

 

そこでは営業が出来るタイプではないので事務系の仕事をしていました。

 

最初は納品書の発行や受注入力をひたすら地味に何年もやっていたのですがどうしてなのか最終は調子に乗ってしましって社長にまでなっていました。

しかも、年商数十億円にもなりなかなか我ながら頑張った30代だったと思います。

現在はみなさんも会社などで利用された事があると思いますが、会社などで利用する文具や事務用品はアスクル、カウネット、たのめーるなどのカタログ通販で購入するのが当たり前だと思います、当時はそういったものがなくボールペン1本から注文があれば配達するといった業界でしたのなんて効率の悪い業界だったのでしょうね!

 

しかし、今ではあまり見かけないですが近所に文房具屋さんがあったのを覚えていますか?

コクヨなんかの看板を掲げてやっている所が近所に必ずありましたね。

文房具って定価販売が当たり前だったので当時は配達してもある程度は儲かったのです。

今では、個人ではネット販売やスーパーや100均で安く購入できるし、会社ではカタログ通販で安く購入できる事もあり厳しい業界になっていると思います。

 

今だから話せる当時の暴露話

文具・事務用品を販売している業界だけじゃないかもしれませんがこの業界って地元の会社に納品するだけじゃなく、役所の注文も受けている会社がほとんどだと思います。

市役所や県庁、国の機関から注文をもらうには業者登録をすればどこの会社でも注文をもらう事ができます。

登録すれば、定期的必要な商品(ボールペンやコピー用紙などは)は単価契約といって今年はいくらで販売するって見積もりを提出して一番安い業者より1年間は役所は購入することになります。やっぱり役所って使用量も多いので一定の売上がありますのでどこの業者も役所との取引は必須たっだと思います。

ですが、世の中競争です一番安い見積もりを出すには安く仕入れなければいけません。

そこは、メーカーと地元業者との話し合いで今年はここの業者がこの商品をこの価格でって言う、はっきりいって談合ですね。

それは今でもあると思います。

ですが、私の考えですが談合って税金の無駄遣いって言えばそれまでですが、他府県の資金力のある会社が役所の業者登録出来ます。そういった資金力のある会社に地元の業者が価格で競争できません。

地元業者がお互い共存すると言う意味では必要な事なのかなぁと感じます。

それよりも、ダメなのは現在もなくなってる訳もないのですが、

裏金です。

2000年前半にニュースで一時問題になりましたが役所も裏金問題です。

特に文具事務機器販売業者は消耗品の販売ですので役所との裏金作りに協力する所が多かったです。

私の会社もそうでした。

こんな仕組みです。

例えば、年間契約しているコピー用紙の注文があります、実際には納品しないで役所には請求書のみを提出してお金が入金されます。

そのお金を業者がプールしておくって仕組みです。

役所のメリットは?

例えば、役所のパソコンが壊れて新しく購入しなくてはいけません。

そんな時は役所はいろいろな書類を提出して入札をしなくてはいけません。

そうなれば実際に購入できるのは2.3か月先になってしまいますから手間も考えたら仕事になりません。

そういう時にプール金より購入することによりスムーズに購入できる為、全国で慣習化していました。

あとは、予算消化目的です。

よく聞く、予算を消化しないと翌年に予算が減る為、裏金で帳尻をあわしていました。

業者のメリットは?

業者は入札する事なく販売できるので、ある程度高い金額で販売できます。

また、役所は裏帳簿ですので担当者が移動で引き継ぎがないとお金を預かったままと言うことがあります。もらい得です。

一番最悪なのは

役所の担当者にプール金を直接返す事です。

裏金すべてはダメな事ですが、これは役所の担当の個人にお金を渡す事なのでただの横領なのですが立場の弱い業者は言われるがままと言うことです。

ある時期その慣習が問題となり今は少なくなっていると思いますが役所ってそういう所ですので完全になくっていないと思います。

余談、私が一番記憶に残ってる想い出ですが。

当時は現金での支払のやり取りもあったので年度末に1億円の現金を役所からプール金として預かり、その場でボールペンやらコピー用紙やらの細かい領収書を書くのに大変な思いをした想い出があります。

さすがにこれはいいのかなぁってなっていましたが・・

 

社長になった経緯

会社の話はここまでとしてなんで社長になったかと言うと、仕事をしていて自信がでてきたからです。

入社して、地味な事務の仕事をこなしていたのですが、経理をするようになれば会社の状態がわかるようになり、いろんな経営改善や営業に関わる助言もするようになり立場が強くなってきました。

そんな時に倉庫の整理をしようと思い、古い鉛筆やノートの廃棄物をどうせ捨てるのだったらヤフオクに出品してみようと考えました。さすがに今でしたらメルカリなどの多少は売れると思うのですが当時のヤフオクでは全く売れませんでした。

ところが、ある事務機器メーカーより無償で提供してくれる物があり、倉庫に沢山転がっていて、普通の人ならばなんの価値もない物なのですがついでに出品したらそれがすぐに落札されました。

最初は「えっ」って思って、だれが欲しがるねんって疑問に思っていましたが、続けて出品すれば、また10分以内に落札!

しかも、0円のものが5,000円で・・

結局、倉庫に廃棄しようとしたその物すべて出品したら500万円になりました。

また、なくればメーカーより貰えて売れるしで永遠続けられて会社が儲け続けられる物を見つけたとミラクルな物を見つけてしまいました。

そのような時に当時の社長が田舎に別荘を購入して愛人と住みたいって訳わからん無責任な事を言われました。

会社の借金も沢山あり普通の考えては思わないと思うのですが、それを聞いて「じゃあ、私が会社を引き継ぎます。」って言ってしまい社長になってしまいました。

私も、ミラクルな売れる物も見つけ調子に乗ってしまったのと売上がある安心をしていた事もあり引き受けてしまいました。

当時、ITが急激に進んできて私もそれを取り入れて新しい変革を実施していって前社長がついてこれなかったのが前社長が辞めたいと思った理由でもあったと思います。

それが社長になった経緯です。

何十億も年商がある会社規模の話ではない気もしますが、私の周りの登場人物ってそんな訳わからん人が多く、人生ってそんなもんやろねーってね!

 

それが30代の経験です。

次回は40代。

会社を倒産させて、自己破産した経緯から現在までを書きたいと思います。

 

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